I.D.K.vol.15 「そこにある空」(2008)
<STORY> 心に闇を抱え、人との接触を避けるように日々を過ごしている修治(山口大輔)。 あの夏の日から10年-未だに拭い去ることができない心の傷は、唯一心を許せる存在だったはずの恋人・マキ(木村梨紗)との関係にも深い影を落としていく。 ある日修治は、高校時代、陸上部でともに汗を流した同級生・田中(ごま)と偶然再会する。 田中から、陸上部の2年先輩だった上村(水上明也)が結婚したことを聞かされた修治の脳裏に、 10年前のあの夏の出来事がまざまざと蘇り、彼の心を、より一層深い闇へと導いていく・・・ |
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<解説> 山口大輔・主演でおくるI.D.K.第15弾。監督の井手義和が、長年構想を温めてきた実話を元にした意 欲作で、主題歌、エンディング曲の作詞にも参加。 主題歌は、この作品のために結成されたオリジナルバンド"blackouts"の「ピストルロック」と「七色」。 劇中音楽は、メンバーの高岡冬樹が担当。高岡は今回初めて編集スタッフとしても参加している。 |
「虹とピストルからの変更点
全編再編集・シーン再構成/ワイドスクリーン・ニューマスター映像/音声リマスタリング・新録音/新BGM使用/上映時間変更/
オープニング・エンディングクレジット変更/未公開カット使用
キャスト> 高山修治(山口 大輔) 上村雅也(水上 明也) 谷口マキ(村木 紗梨) 田中(ご ま)/川口(後藤 将一) 雅也の子供時代(丸澤 虎ノ介)/雅也の父親・回想(池田 雄之) 富井 風/五島 由紀恵/杉山 忠臣/山口 拓哉 <ミュージッククリップ出演> 高岡冬樹,後藤浩文,明正真樹(blackouts) |
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<監督・脚本>井手 義和 <撮影>山口 拓哉/井手 義和 <編集>井手 義和/高岡 冬樹 <音楽>高岡 冬樹 <主題歌> blackouts「ピストル・ロック」 詞:高岡冬樹 井手義和/曲:高岡冬樹 <エンディングテーマ> blackouts「七 色」 詞:高岡冬樹 井手義和/曲:高岡冬樹 |
<メインキャスト紹介> | |
高山修治(山口 大輔) 一流企業に入社、優秀な営業マンとして活躍するも、人間関係が原因で わずか2年で退職。現在は町工場に勤務し、人との接触を拒むように生きている。 |
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上村雅也(水上 明也) 修治が高校時代所属していた陸上部の二年先輩で、インターハイ出場の経歴を持つ。 その実力を買われ名門大学に進学、現在は一流企業に勤めるエリートサラリーマン。 |
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谷口マキ(木村 梨紗) 修治の恋人で、現在は同棲中。入社した会社で営業マン時代の修治と出会う。 他人を寄せ付けず、周りから敬遠されていた修治の唯一の理解者であった。 |
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田中(ご ま) 修治の高校時代の同級生。同じく陸上部部員だった。 |
ロックバンド・blackoutsのミュージッククリップ。テレビ画面をうつろな目で見つめる高山修治(山口大輔)。 歌の歌詞に導かれるように、修治の脳裏に浮かぶ過去の記憶 |
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ー真夏の日の下を走り続ける、高校陸上部時代の修治、その目の先には、いつも2年先輩の上村雅也(水上明也)がいた。 いつも追い続けていた彼の背中ー |
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修治の表情が次第に険しくなっていく。そんな修治の背中を、寂しげに見つめる恋人の谷口マキ(木村梨紗)。 どうしてこんな風になってしまったのか・・・部屋を出たマキは、幸せだった頃の二人を思い出す・・・ |
上映会記録 | 2009年6月5日(金) 東京インディペンデント映像フェスティバル <タイムスケジュール>18:10~21:30 ・STINGER(監督 鷹並亮) ・そこにある空(監督 井手義和) ・あゆみちゃんと妖精たち (監督 木場明義) ・みんなの映画(監督 小野光洋) <料金>800円 |
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blackouts(特集ページはこちら) 音楽監督の高岡冬樹が、本作のために結成したオリジナルバンド"blackouts" 本編のオープニングとエンディングに流れるミュージッククリップを公開中。 |
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ピストル・ロック 詞 高岡冬樹,井手義和 曲 高岡冬樹
七 色 詞 高岡冬樹,井手義和 曲 高岡冬樹
「そこにある空」オリジナルサウンドトラック |