I.D.K.14「虹とピストル」製作日記('05 2/6〜'05 6/25)

井手組新作製作日記10「I.D.K.オープニングクレジット第3弾完成」
初の上映作品「K」三部作('97〜'99)より登場したI.D.K.オープニングクレジット(第一弾はテレビお絵かきを使って手書きでつくっていました!)。「Door」から「落としあな」('00〜'03)まで使用されていた第二弾を、アドレス変更を機に完全リニューアル。
第三弾は、10年以上に渡るI.D.K.作品の場面がフラッシュバックのように登場します。
今作第14作より使用します。お楽しみに。

井手組新作製作日記11「オープニングテーマ曲完成!?」('05.2/6)
サウンドトラック担当は、今作が4作目となる高岡冬樹。
ついに音楽だけでなく、初出演も果たすことになりました。
役柄?は山口大輔演じる主人公の修治が好きなバンドのミュージシャンで、ミュージッククリップで登場します。
今作のオープニングを飾るそのミュージッククリップ用の曲が完成、かと思いきや、映像と歌詞のシンクロをはかるというコンセプトから、一部歌詞を変更する作業に入りました。
完成した歌詞は映画に先駆け近日公開予定です。

井手組新作製作日記12「オープニングテーマ曲・歌詞公開!」('05.2/12)
歌詞カード 改訂作業に入っていたオープニングテーマの歌詞がついに完成。音楽担当・高岡冬樹の詞をベースに、監督の井手義和と共にキーワードを出し合い、構成を進めて行くと言う初の競作となりました。作品の世界観、主人公・修治の心情をうまく表現した作品に仕上がったと思います。しかし、映画同様、タイトルは未定です。。
なおこの曲は通常バージョンと、本編中の映像の展開に合わせて流れるロングバージョンの2パターンの制作が決定。
まだまだ完成には時間が必要です・・・

井手組新作製作日記13「オープニングテーマ曲・レコーディング完了!」('05.2/19)
歌詞の変更と共に、その詞を引き立てるかのようにメロディも大胆にアレンジ。別作品のように生まれ変わったこの曲を再レコーディング。次回より、今作品のために高岡冬樹が結成したバンドのプロモーションビデオの製作に突入します!

井手組新作製作日記14「オープニングテーマ曲・ミュージッククリップ撮影!」('05.2/27)
今作品のために結成されたI.D.K.オリジナルバンド"blackouts"。メンバーは高岡冬樹(G,Vo)、後藤浩文(Dr)、明正真樹(B)の3人。打ち合わせ後、撮影場所となる東京・国立のスタジオへ。
監督の井手義和と、今作品初参加の山口拓哉による2カメ撮影で、クレーンなども使用し(今度こそ効果を発揮するか!?)休憩なし2時間ぶっ通し!フル演奏回数はトータル13回!メンバーも「だんだんノッてきた」(後藤・談)「ライブをやってる感じ」(高岡・談)と熱中!ありとあらゆる角度から撮りまくりました。終了後はさすがにメンバー、スタッフ共に疲労感に襲われましたが、「うまく言葉に出来ないけど・・・」(明正・談)なんだか面白かったです!
blackoutsの情報はi.d.k.Recordsにて順次公開中です!

井手組新作製作日記15「(映画の)タイトル大決定!"虹とピストル"」('05.3/6)
先日撮影したblackoutsのミュージッククリップ製作が中盤に差し掛かったところで、高岡冬樹自身による編集チェックが入りました。ミュージシャンの視点から見た意見を取り入れ、さらにクリップの完成度は高まりました。
次いで、肝心の曲名決定会議に。「曲名=いまだに決まっていない映画のタイトル」、という方向で歌詞からキーワードを拾ったりしていたところ、高岡が提案した「
虹とピストル」が、曲にはイマイチだが映画にはピッタリという事で意見がまとまり、曲名は再度検討するという皮肉な結果になりました。が、これでようやく2002年の製作開始時から無題のままであった本作のタイトルが決定しました!

虹とピストル製作日記16「曲のタイトルも大決定!"ピストル・ロック"」('05.3/21)
オープニングテーマ曲がついに決定。映画のテーマも含めたタイトルにしようと「○○とピストル」「ピストル○○」といった具合に数々の案がでましたが、最終的には直球勝負の「ピストル・ロック」に!
タイトル決定と共に、同曲の本編用ロングバージョンも完成。タイトル通りストレートなこの曲に壮大なイメージが加わり、オープニングを引っ張ります。

虹とピストル製作日記17「"ピストル・ロック"ビデオクリップ完成!」('05.4/6)
blackoutsによる主題歌「ピストル・ロック」のビデオクリップが完成!i.d.k.RecordsI.D.K.NET-TVにて動画配信も開始しました。本編のロングバージョンの編集も完了。6分間に渡るオープニングシーンをぶっ通しで聴かせてくれます。映画との相乗効果でさらにパワーアップしてます!ということで、なんとエンディングテーマのビデオクリップ製作も決定!もちろんblackoutsです!

虹とピストル製作日記18 in 名古屋
「今度こそ最後のGW再撮影&愛・地球博&謎のヒーロー登場!」('05.5/2〜5/4)
ゴールデンウィークの名古屋にて、またもや再撮影。2年前に公園で収録したごまの単独出演シーンを、設定を変更して撮り直し。これにはある諸事情があるのですが、恥ずかしくてここでは言えません。。
この日のごまは徹夜明けでそのまま現場入り、かなり生気を失っていながらも、見事に演出の要求に答えて乗り切ってくれました。
万博イヤーの今年の名古屋は、毎日テレビで万博情報が流れ、駅前は再開発、駅裏にはポケモンテーマパーク、名古屋港にイタリア村なるものが誕生するなど、大きく様変わりしており、テレビ塔がある一番の繁華街・栄のど真ん中にサンシャイン栄というビルが誕生し、ビルの谷間に観覧車がそびえたっていました。撮影の翌日、そのビルの2Fにある麺屋横丁という、昭和30年代をモチーフとした横浜のラーメン博物館的な店で、謎のヒーロー「ラーメンダーツマン・
キング」と遭遇!「ラーメンダーツマン」との違いは、どうやら体の大きさがキングサイズということだけのようです。キングはヒーローでありながら子供たちを威圧するような迫力があり、通常の着ぐるみキャラとは異なり、肉声でしゃべりまくり、大人たちにオオウケしていました。井手は引き気味の子供たちを差し置いてダーツに挑戦。はずれてしまったものの、キングは景品をおまけしてくれる心優しいヒーローでした。
さらに翌日には、大混雑覚悟で「愛・地球博」へ出発。午後からゆっくり出かけたせいか、死ぬほどの待ち時間はなかったものの、お目当ての生マンモスは拝めず、おみやげやには入れず、森をさまよったり、ダンボールで昼食をとったり、I.D.K.らしい微妙な楽しみ方をしてきました。

虹とピストル製作日記19「BGM完成!エンディングテーマ制作開始!」('05.6/25)
なんか違う・・・
高岡冬樹による、本編使用BGMが全て完成。あとは"blackouts"によるエンディングテーマを残すのみ!
井手と高岡で、そのエンディング曲のビデオクリップについての打ち合わせを行い、今回は「ピストル・ロック」とは趣向を変え、ストーリー性を持たせ、さらに本編とリンクするような作品にするという、またもや難易度の高い方向性が決定しました。

←なにかが違う・・・(高岡・談)